言い訳、嗚咽、反感

そうなるにはある程度日数を要すると思われる、重篤な状態で来院される患者さんがいます。

どのような経過を辿ってそこに至ったのか飼主さんに伺うことは、治療をする上で必要な作業なので必ず行います。
飼主さんに過去を振り返ってもらうことは、何が原因だったのか探り、治癒後の飼育対策に役立ててもらう目的もあります。

悔やんでも仕方ないし、批難するつもりもありません。
瀕死の状態で苦しんでいる飼主さんを、最も迅速に効率よく回復させ、その後二度と同じ状況に陥らないよう方法を探りたいだけ。

なのに、終始言い訳をし続けたり、嗚咽したり、私の話し振りに反感持たれても、何も解決しない。
治療を有効にし、愛兎を助けるためには、どのような心持が必要なのか考えてほしい。

当院において、主になるのは患者(ウサギ)であって飼主(ヒト)ではありません。

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