耳アカは叩いて振って出している

ウサギの耳穴を注意深く観察すると、耳アカが見える場合があります。

綺麗好きな飼主さんなら、愛兎のために掃除してあげたいと思いがち。
しかし、それはやめた方が良いです。
ウサギの耳道は非常にデリケートですから、掃除することによって傷を作ってしまい、そこから外耳炎になる危険性があります。
更には、その炎症がどんどん深刻化して、神経症状の発現につながってしまうことも。

発見してしまった耳アカ、実は放置しておいて良いことが殆どです。
ウサギは後ろ足で耳元を叩いて耳アカを移動させ、首を振って外に出しますから。

画像のウサギは左後肢に障害があり、同側の耳元を叩けませんので、耳アカが溜まってしまいます。

このような子や、老齢で動きが抑制されるウサギは、定期的な耳掃除が必要になります。
画像の子は1ヶ月でこれくらい溜まります。

このような場合でも、飼主さん自ら掃除してあげるのではなく、定期的に動物病院に受診し、獣医師に処置してもらうことをオススメします。

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