老いを認識する
ウサギの老いを認識することは大切です。
例えば、老齢ウサギは心臓も老化しており、咄嗟の緊張や興奮にも想像以上の負担がかかります。
しかし、ウサギは被食者の防衛本能のため、しんどいのを隠そうとします。
その上、ウサギは循環器・呼吸器の耐朽性が他の動物と比べ弱いので、たった一回の心臓発作でも命を落とす可能性があります。
老齢ウサギが以前よりも毛繕いをしなくなり、食べて排泄するだけで、ずっと静止したままの生活をし始めたらサインです。
来院する場合は、飼主さんの都合よりウサギのコンディションの良い日を選び、ストレスがかからないよう気を付けましょう。