破裂寸前

下痢でお尻周りが汚れていると来院された患者さん。

診察台上のその子、それにしては臭い匂いが立ち上がってきません。
先ずはお腹を触ってみて。。。直ぐに分かりました。
股座を覗くと、やはり便ではなく尿で汚れた状態でした。

その子は排尿困難で、膀胱が破裂しそうなほど尿を溜め込んでいました。
急いで膀胱に細いチューブを通して尿を抜くことに。
結果150ccもの尿がとれました。

処置している最中、患者さんのホッとしていく表情が見て取れて、相当しんどい思いをしていたと察しました。
飼主さんの報告とは異なっていましたが、何かしら普段と違う愛兎の状況に気がついて、躊躇せず来院してくれたので間に合ったと思います。

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