理想変身

チノちゃんは4歳になるミニレッキス。

昨年10月の初診時、肥満体型を指摘させていただき、早速ダイエット計画を立てた。
それから来院の度に順調な体重変化を見せてくれ、5ヶ月が経過した本日、遂に理想体型を手に入れた。

ミニレッキスは毛皮をとるために生まれた品種で、他種より太り易い体質を持つ印象が強い。
であっても、飼主さんの適切な給餌計画によって、ここまでスムーズに変身してくれた。

嬉しいやら、羨ましいやら。

ウサギダイエットの主軸は、牧草中心の食餌生活です。
先ずは、炭水化物のオヤツを絶った生活に慣れてもらい、
次に、ペレット給餌量を徐々に減らして、目標体重の1.5%に持っていく、
同時に牧草採食量が増加することも確認する。

心肺機能が弱く、持久力に欠けるウサギ。
肥満状態での運動は、身体にかかる負担が大きく有害です。
先に餌の変更によって体重が軽くなってきたら、自ずと日常の動きが活発化し、減量効果に拍車がかかります。
よく動くことによって筋肉量が増加し、たくましい身体を獲得、行動上のアクシデントも減るでしょう。

一日中、大量の牧草を食すことで適度に疲労し、怠惰に過ごす時間がなくなります。
休息をしっかりとり、些細なことに腹を立てたり悪戯食いに走ることもなくなります。

良いことばっか!

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