流動食

ここ数年、長寿ウサギを診る機会が本当に増えました。

10歳はざら、13歳や14歳も珍しく無くなってきました。
彼らは全体的に持久力が落ちているので、持続して食べものを咀嚼する力が劣っていますので、少し油断すると思いの外体重が減少します。
普段から体重測定を心掛け、自宅での維持に気を配ってほしいです。

ウサギの主食は牧草ですが、従来の餌生活では体重が維持できなくなって、牧草をなかなか食べてくれないと悩んでも仕方ありません。
そういうときは、潔く介護食として利用できるウサギ用流動食に頼ってほしいです。
普段与えているシニア用のペレットを、たとえ水でふやかして軟らかくして食べさせても、それだけでは消化に負担が大きいです。
ウサギ用流動食は、軟らかい性状の上に消化吸収性も優れています。
ただ、難点は値段が高いこと。
賢い飼主さんのなかには、何割かペレットを混入して、愛兎が消化不良にならない程度に給餌している方もいます。
流動食には、大袋サイズで割安になっているものもありますので、受付でお求めください。

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