治療とストレスを天秤にかける
歳をとってからの病気は、治療が長期にわたるものが多い。
しかしウサギも年寄りは頑固だから、治療を容易に受け入れてくれるとは限らない。
そこは、それまでのウサギと飼主さんの関係性で決定される。
動物病院で受診したんだから、何かしら治療するのが当たり前だと思いがちだが、治療にかかるストレス、それも継続してかかるストレスを考慮して、受け手の患者さんを評価したら、残念ながら治療しないで放置した方が良い。。。なんて決断になることもある。
他所の動物病院では考えられないことかもしれない。
しかし飼主さんと検討した上で、そのような決定を下すことが当院ではあり得ます。