寝相について

今朝の新聞で、新型コロナICU現場で働く名大病院集中治療の山本先生が、重症肺炎の症状改善法に患者のうつ伏せを実施していると語っていた。

歳とると眠りが浅くなるし、睡眠時無呼吸の気があるので寝相には神経質になる。
うつ伏せには、緊張を緩和、咽頭部を拡げる、痰・唾液がたまらない、呼気がしやすい、背中の肺を広げ易いなど、おおよそ呼吸がし易くなる効果があるが、唯一難点として鼻・口が塞がることによる窒息の危険がある。
だから上述のICUでは、患者ひとりに対して医師2人看護師4人で監視対応しているというし、普段寝にうつ伏せはちょっと危ないと思い、横寝を意識している。
加えて夜は飲酒したあと気分良くなって(意識無くなって?)寝ることもあるので、朦朧としながらも左を下にして寝ることを心がけている。
右下にすると、胃の構造から内容物の逆流が起きやすくなるから。
酒が逆流するのは、そりゃ辛い。

安全快適にうつ伏せ寝ができる寝具が発明されたら、飛ぶように売れると思う。

・・・と自分のこと書いてて、はたと気がついた。

ウサギも老化とともに、または肥満が過ぎると、寝息が気になると相談される飼主さんがいらっしゃる。
自分の歴代飼ってきたウサギたちでも覚えがあるので、彼らもイビキはかくであろうと思う。
安全で快適な環境なら尚更かもしれない。

しかし、睡眠時無呼吸が問題になったウサギをいまだ診たことないのは、彼らが仰向けで寝ることがないからなんだろうなと思った。
オッサンみたいに暴飲暴食しないでペレットを体重の1.5% 、チモシーたっぷりで理想体重維持すれば、逆流もないだろうし。

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