情報はできるだけ確実に多く

愛兎の調子が悪くなって動物病院を受診する場合、ことばを話さない患者(愛兎)に代わって、その病状を説明できるのは飼主さんです。

ウサギは自然界では被食者、弱みを見せたら食われる動物なので、体調の変化を隠そうとしますから、愛情あふれる飼主さんでも愛兎の微妙な変化に気づかないのは責められません。
しかしながら、来院時に愛兎のどこがどのようにおかしいと感じるのか、飼主さんが説明できなければ、それだけ確実な診断が困難になり、場合によっては余計な検査をして愛兎にストレスをかけ、早く元気になりたい愛兎にとって可哀想な時間が増えます。

まず、愛兎が緊急を要する状態なのか確認してください。
例えば呼吸が荒いとか、姿勢を維持できないとか、意識を失いそうだとか・・・
危ない状態なら慌てて連れてくるのも致し方ないでしょう、そうでなければ落ち着いて

どのような異常が、いつから続いていて、それが変わらず続いているのか悪化しているのか、説明できるように頭のなかを整理してください。

さらには
餌が関係しているかもと思えばその餌を、排泄物がおかしいと思えば糞や尿を持ってきてください。
生活環境や家での動作が気になるなら、画像や動画を撮影して見せてください。
今まで他院で薬を処方していたのなら、その薬の名前を聞いて教えてください。

診察時に、飼主さんから以上のような情報を受けることは、非常に大切なことです。

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