年末に死生観の話

前回プログの後半部分、老齢ウサギの治療選択について理解が難しかった方がいるようです。

老齢になったら、なるべく治療から離れて生活させろと助言しているわけではありません。
愛兎に幸せな一生を全うさせるためには、彼らの終末期に対する飼主さんの考察が必要になるということです。
私個人の終末期に対する考えは、以前述べましたので参考にしてみてください。

終末期を考えると、必然的に個々の死生観に及びます。
コロナ禍の不安や恐怖は、ある意味未熟な死生観によって招来されたものだと思います。
ウサギもヒトも、全ての生きものは死亡率100%、いずれ死にます。

ただ愛情だけで飼うのではなく、死生観まで思索するきっかけに愛兎がなったら、それって凄く有意義で深い関係性だと思いませんか?
いや、ペットを飼うとは、本来そういうことだと私は思います。

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