小学校のウサギ
社団法人名古屋市獣医師会では、児童の情操教育に役立つ学校飼育動物の飼育支援をしています。
小学校で飼育されている動物はウサギが主であり、私も協力獣医師として微力ながら地域の小学校を支援しています。
私の年少期は学校で飼育される動物も数多く、家庭でも犬や猫を飼うことが普通でした。
残念なことに最近では一度も動物を飼ったことがない児童も珍しくない状況で、市内小学校の飼育動物も僅かです。
支援活動を通じて、子供たちの動物とふれあう機会を増やしていくこと、適切な動物飼育環境を普及させることが、日常の診療とは別に、地元に奉仕できる自分の些細な役割だと思っています。
少年期はワルさばっかりしていたので、学校の先生の姿を見ると条件反射的に逃走したりビクついたりしてましたが、今では活動により出会う教員の方々と、対等の立場で人間関係を構築している自分。
まさか、あれだけ落ちこぼれで問題ばかり起こしていた自分が「先生」と呼ばれる立場の大人になるなんて。
いいんですかね?(笑)