去勢手術

攻撃性、尿スプレー、マウント、子孫を残す本能が満たされないストレスを除去するため、将来起きるかもしれない精巣腫瘍の予防のため、雄ウサギは去勢手術をします。

麻酔時間が短く簡潔に行える部類の手術ですが、手術後も副生殖腺に生き残った精子がいて、術後6週間は雌に出会うと交尾・妊娠が成立してしまうという、ウサギ特有のなかなか男を捨てない特徴があります。
術後しばらくは雄が残りますが、徐々に飼いやすい状態に落ち着くということです。

また、術後はエネルギー要求量が減り、太りやすい体質となりますので、当院では1〜2ヶ月後の体重チェックによって、場合によっては給餌を見直します。
しかしながら、当院で去勢手術を受けるウサギは、大部分が健康的な給餌がなされている子なので、大掛かりなダイエットが必要になることは殆どありません。

術後無事抜糸を終えた権造くん

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