原因は探れないことがある

動物病院の診察では、来院時の病状を判定することは可能ですが、そもそも病気がどうして起こったか、原因を探ることが可能な場合と不可能な場合があります。

飼主さんとしては原因が判明しないことはストレスだろうと思います。
推測でもいいから、私から何かしら説明があれば多少は納得できるでしょう。
しかしながら私もいい加減なことは言えません。
というより、私としては原因をあれこれ考えるよりも、治療に目を向けることの方が大切と判断したら、飼主さんの訝しい顔を半ば無視して、患者さんの治療に集中させて頂きます。

もちろん推測される原因を飼主さんに詳しく説明して、再発防止に役立てるケースもありますが、そこは病気によりけりです。

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