先ず体重の変化
ウサギを随分ぶり、例えば1年ぶりに診察する場合、ヒトで換算するなら10年ぶりくらいに診させてもらう感じとなります。
長らく診ない間に、飼主さんも気づかない病気が進行していたり、目立って老化が進んでいることもあるので「おっ、久しぶりですね〜、どうしたの?」を合図に、慎重に診察を始めます。
ウサギを診察台に置きさえすれば、最初に目に入るのが体重です。
前回の体重と変わらなければ、一定の体調を維持しながら健康を保っていたと推測します。
飼主さんの管理もしっかりしていたのでしょう。
逆にあまりに変化が激しいと、何かしら問題ありと警戒レベルで診察を進めます。
自宅での健康管理としても、愛兎の継続的な体重測定は大切だと思います。