偽妊娠
ウサギは交尾からおよそ10時間後に排卵(交尾排卵動物)し黄体が形成されるのですが、それは膣の刺激や他雌のマウント、性的興奮、オスの匂いなどでも誘発され偽妊娠を招来します。
この間ウサギは雄を許容せず、被毛を抜いて巣作りを試み、テリトリー確保のため攻撃的になります。
一般的に偽妊娠は2週間前後続きますが、卵巣・子宮疾患との関連が示唆される場合もあります。
画像は9歳雌ウサギの偽妊娠による乳汁分泌。
張った乳房を指で摘むと出てきます。
高齢になっても偽妊娠するとは驚きですが、同時に卵巣・子宮の状態確認が大切になります。