佐渡のウサギ観音からウサギの除草

昨日診察に訪れた飼主さんから教えて頂きました。
新潟県佐渡市にある真言宗 豊山派 北豊山 長谷寺には、修行によって境内の除草作業を担うウサギが100匹以上いるそうです。
そしてウサギたちの勤労に感謝を示す観音像が、2018年に建立されました。

なんでも飼主さんの知り合いが建立に携わったそうで「せんせい、是非見に行ってちょーだい」と誘われました。
ネットで調べてみると、なるほど境内に生息するウサギたちの微笑ましい姿、そして想像以上にド派手なウサギ観音。
特に夜間、LEDで赤く光る観音像の両眼は不気味です(笑)
設計当初は眼からレーザー光線放つ計画だったが、航空法規制で断念したとか、よかったSFチックにならなくて。

私の興味はウサギたちの修行法。
寺のHPに簡単な解説がありました。

” ウサギの修行とは床を抜いたケージにウサギを入れて、ウサギが雑草を食べるごとに少しづつケージを移動し3ヶ月~6ヶ月の訓練を終了したウサギを境内に放し、ウサギの力を借りて除草作業を行っている “

この方法、欧米の牧畜界ではラビットトラクターとして用いられているのと同様。

当院横広場の雑草も、イナバに頑張って除草してもらおうか。

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