以心伝心
当院でのウサギの採血は、タオルで身体を包んで横寝にして、後肢の血管から取らせて頂いている。
やられるウサギは、へっちゃらタイプから怖がり、ぼーっとしているのから喧嘩っ早いのまで様々。。。
なのに不思議とどのタイプであっても採血を敢行できる。
私とスタッフの腕が良いから?
それも一理ありますが、実際にはウサギの協力。。。というか察知能力によるところが大きい。
興奮して呼吸が荒い状況なのに、いざ注射針を血管に刺すという瞬間になると、皆が一様に息を潜めて静にしてくれる。
顔面もタオルで覆って視界は塞がれているのに、何故に察知できるのか?
多分、私とスタッフから発せられる緊張感を感じ取って、自らも最大限の警戒状態に入り込むからだろう。
そのタイミングが感嘆するほどバッチリで、覗き込めば飼主さんにも確認してもらえます。
今日一番わかり易いバッチリだった空太くん。