ベテランの教え

今年7歳になるもも太のオヤっさんは、当院に通いだして5年目の常連さまである。

ほぼ3ヶ月に1回、奥歯が伸びてきて美味い飯が食えなくなるから、当院でカットさせて頂いている(なんか床屋みたいだ)。

ここからは、もも太の気持ちを代弁。

毎回やられる俺もベテランさ。
少しでも手際の悪い仕事しやがったら、舌打ち(ウサギ界では歯ぎしりという)しながら、わざと処置し難いように舌で邪魔してやるよ。
ともすると流れ作業になりがちだから、獣医のあいつに緊張感持たせてやんないとな。
そうやって、あいつの職人としての技術を高めてやるのも、わしら常連ウサギの使命だぜ!

おいっ、わかってんのか?
せっかく俺が鍛えてやったのに、鼻の下伸ばしてうちのカミさん(飼主)と話してるんじゃないよっ!

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