クウちゃん復活

数日前に重度の貧血で来院したネザーランドドワーフのクウちゃん。

ウサギの貧血は、上まぶたをペロッとめくってもらって、結膜の充血度合で観察することができます。
例えば、健康なイナバの結膜はこんな感じですが

クウちゃんの場合は蒼白で、今にも意識を失い倒れそうでした。

出血部位は判明していて早急な手術が必要だったのですが、とても麻酔・手術に耐えられる状態になかったので、数日間通院してもらい、血色が上向いてきたところで手術を実施しました。
それでも危険度の高い手術に変わりはないのですが、飼主さんの病状理解と決断によって、最も良いタイミングで実施することができました。

麻酔から醒めたクウちゃんは、血液産生の栄養源取得のため食べる食べる。
ストレス下の入院より、自宅の方が回復が早いだろうから退院となりました。

飼主さんとの連携が上手くいったので、嬉しい結果となりました。

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