オス同士が仲良くいく訳

日本の過密飼育様式で2匹以上のウサギを飼う際、必ず注意しないといけないのが喧嘩
特にオス同士は醜い傷つけあいになりがちだから、去勢手術等の対策が必要となることが一般的です。

しかし。。。

レンテ&ルフトは、互いに4歳になる未去勢のオス。
自宅ではベッタリ仲良しという訳ではなく、一方が他方にマウンティングし主導権の取り合いもする、それでも脂の乗った年齢の2匹が去勢することなく同居できるのが珍しい。
更に、画像のように来院時は、ひとつのキャリーに2匹が収まって、喧嘩することなく大人しくしている。

これ、昔どこかのセミナーで聴講した “バスタブ療法” のようなものか?
記憶を辿って説明すれば、喧嘩の絶えない勢力が拮抗した2匹のウサギを、空のバスタブに一時置いておくと、その異空間の恐怖心と生存本能から、互いに共存意識が芽生え仲良くなるという、なるほどーっと思わず唸ってしまう話だった。
これと似た感覚で、2匹にとっては大嫌いで恐怖の対象である当院に連れていかれる→互いに協力して生き延びていこう意識が芽生え→狭いキャリー内でもトラブルが発生しない、てか?

喧嘩の絶えない複数のウサギを飼っている方、これ読んで安易に試そうとしないでね。
私的には、幸運にも偶然上手くいったレアケースだと思います。

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