ウサギ飼育至適温度

夏です、暑いです、一日に消費するアイスキャンディーの本数が半端でない(笑)
ウサギを飼うに当って夏場のエアコンは必需品。
しかし、一体ウサギの飼育至適温度って何℃なのよ?って思いません?
飼育本等の古くからの情報によれば、
理想飼育温度 19〜24℃   理想飼育湿度 30〜50%
とされています。これ、いくら熱心な飼主さんでも、この夏場に実現させるのは困難だと思う。
そもそも飼主さんがウサギと共同生活できないじゃない。
実態は違うでしょ、ということで去年当院の患者さんから聴取して調べました。

年齢、性別、品種も様々な健康体100匹の聴取によれば、全体の80%が26〜27℃の室温飼育でした。エアコンを27℃設定で24時間稼働でした。
一般に室温が28℃以上でウサギは体調不良になるといわれていますので、飼主とウサギが快適に生活できるギリギリの室温という事でしょうか。

予想外だったのは、室温25℃以下だと寒さで体調崩す個体がいることでした。
季節外れの予想外な寒さで身体の運動性が落ち、胃腸運動が低下したと推測されます。
また、人工的環境下での季節感の喪失は、換毛異常の原因にもなるのではないでしょうか。

以上のような結果から考察するに、ペットウサギの飼育至適温度は従来定められた温度より、実はもっと高いのかもしれません。
ヒトと生活を共にするようになって、ウサギもペットとして順応してきたといえるでしょう。

ちなみに今日の名古屋の最高気温 39℃  湿度は76%です。
これでは窓開けて、扇風機ガンガンに稼働していたとしても全くダメよ。

私も昼は無茶だから夜ジムに行きまーす。

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