イヤなオトナ

飼主さんの愛兎の病状理解は、その病気が治っていく過程に影響を与えます。

その影響力は大なので、例えば家族連れで来院された場合、家長優先とか、男性優先とか、大人優先とか一切関係ありません。
最も理解してくれるだろうと私が察知した相手に対して、完全にロックオンして説明させて頂いています。
早期に的確な治療と自宅管理が必須の病気が多いので、何度もゆっくり全員が理解して下さるまで説明を続ける時間すら省きたい場合があるためです。

来院された家族のなかで、小学生高学年の娘さんを中心に私が説明を進めることも、決して珍しいことではありません。
もちろんその場はお互い(私と娘さん)は真剣で、愛兎が安心できる状況に落ち着いたときは、親御さんでもないのに彼女を誇らしく思ったり。。。

帰り際、自身の両親に説教垂れているお子さんを見ると、どんどん言ってやれぃ、と思ってしまう私は相当イヤなオトナです。

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