より長生きしてもらうために
今年12歳になったハニーちゃん。
腰が立たなくなり、右後ろ脚が外側に流れてしまい、思い通りに身体を動かすことが難しくなって2年が経過している。
右半身の毛繕いや耳かきが苦手なので飼主さんがフォローしてあげて、床ずれ防止のためタオルケットを敷いてあげた。
更に最近床材をバスマットに替えてあげて、クッション性と吸水性が高まり、床ずれ防止効果が向上した。
ケージの側面にはクッションを置いて、倒れ込んだときの事後防止策もとり、ケージ内の環境は完璧。
しかし・・・
ケージ生活は快適で事故を防げるが、閉じこもりっぱなしでは筋肉の衰えが早まるし、消化管の運動も弱まって(ウサギは動くことで消化管運動が刺激されます)食が細くなって、結果老化が進むでしょう。
ハニーちゃんのコンディションが良好なときは、ケージから出してあげて、不安定で危なげながらも、動いてもらった方が現状維持が可能になり、更なる長寿が望めると思います。