よぉーし、よしよしっ

超高齢ウサギを連れてくるプロ飼主さんは、診察時に気をつけることを重々承知している。

例えば保定処置時「◯◯ちゃん頑張って!!」なんて声掛けようものなら、愛兎は老体に無理して逃走しようと暴れます。
自身に都合の良いように、飼主さんが「◯◯ちゃん頑張って(逃げてっ!!)」と解釈するのです。

だから、処置時は静かにしていた方が上手くいくことを知っている。
しかしそれでも愛兎の応援はしたい。
聴き取れるギリギリの音量で「よぉーし、よしよしっ」と唱える飼主さんがいれば、「コォっ、コォーっ!」と空手の呼吸法で念を飛ばしてくる飼主さんもいます。

私は笑う?
いえいえ、飼主さんの気合を感じて、より一層緊張感を持って処置してますよ。

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