ゆったりで思った

昨日(土)は珍しくゆったりした1日でした。

午後の診療に来院して頂いたある飼主さん。
混み合っているだろうと推測して、老齢愛兎にストレスかけないように飼主さんだけ薬を取りに来られた。
予想外の待合室の静けさに「これだったらウサギ連れて来ればよかった〜」と残念そうでした。

情弱な飼主さん前にして苦しむ患者の負担を和らげたいという「表」の理由で、長きにわたってセミナー続けてきましたが、「裏」には元来せっかちな私の性格が存在しています。
何事もテキパキやりたいし、そうしてきたつもりなので、待合室が混み合う普段の週末でも、他所と比べれば待ち時間は短いと思います。
実際に「◯◯さんはめちゃくちゃ時間かかるからここに来ました」と無邪気に教えてくれる飼主さんが、一人二人じゃなくいらっしゃったので間違いないと思います。

しかしそうなるとウサギにとっては楽かもしれないけど、飼主さんは十分に話ができず不満に感じることもあるでしょう。
ちゃんと緩急のバランス保ててる?と自分に問えば。。。否です。
そのくせ世間話になると、スタッフからマイケル・ジャクソンのバブルス君のように×印見せられるまで、嬉々として盛り上がる矛盾も治さないと。

今年から週1日休診日増やしたことも、いくら年齢や精神面を理由にしたとはいえ、患者さんには多大な迷惑となりました。
明日(5/9)、明明後日(5/11)も午前休診だし。
休みの次日は、夜間動物緊急診療所からの報告カルテが必ず届いており、本当に申し訳ないと思いながらも今の体制でやらせて頂いております。

せめて平常診療時、飼主さんの気持ちを察して話ができる人間目指そう、目指したい、でもダメかな、デリカシーとは無縁人間だもんな、だからバツイチなんだし、人間今からでもやり直せるかな、努力だけでもしないとな、努力したらスタッフは褒めてくれるかな、いーや、そういう話じゃないでしょ、と思った次第です。

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