できたら儲けもので

ある日の印象的な2人の飼主さん。
両者共、愛兎は長年ワガママし放題の偏食傾向。

愛兎が人生、いや兎生の折り返し地点に至り、急に老後が心配になって、助けを求めて久々に来院された方と、初診で来院、不正咬合の処置後に聴取した餌がメチャクチャだった飼主さん。

2人とももちろん悪気は無い。
愛兎の押しに弱い優しい性格なだけ。
今こそ鬼となって、計画的に給餌改革しないといけないけど、どれだけの意志の強さを見せてくれるか?

昔はそんな飼主さんに道を示すより、ただ怒って終わっていた。
今はそんな飼主さんも、実は辛いし悩んでいるんだろうなと思えるようになったから、寄り添うことを心がける。
でも寄り添い過ぎない。
過ぎると過剰に甘えられて失敗したことがあったので。

程よく寄り添って、焦らず気長に。
月1回食餌の改善状況を報告してもらい、次回までの目標を立てる。
その繰り返し、上手くいかなくても怒らない。

過剰な期待は抱かない、外れたとき怒りに繋がってしまうので。
悩まれている飼主さんには失礼ですが、できたら儲けもの程度に思っていた方が上手くいきます。

1つ星 (12 投票, 平均: 1.00 / 1)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ