それってする必要ある?
飼主さんは愛兎のため、何時何時も世話をし続けたいものなのでしょう。
しかしそれが時として、愛兎にとって不利益になるんじゃないの? と思うこともしばしば。
例えば、衛生管理に執着するあまり、ケージの掃除にやたらと洗剤や洗浄スプレーを用いると、その匂いを舐めて消そうとするウサギが中毒になりますし、愛兎の身体についた汚れを頻繁に洗い落としては、皮膚の保護に必要な皮脂まで取り除いてしまい、皮膚病を助長するかもしれません。
老齢になってからの餌の切り替えも必要なんでしょうか?
食欲が落ちて体重減少があるから検討せざるを得ないならまだしも、せっかくバランス良く維持されていた飼養なのに、餌を変えることで消化管が順応できず、病気のきっかけになってしまうのでは。
また、愛兎が好む食べ物やその形状にこだわり過ぎると、正常な摂食動作(フォレイジング)を奪ってしまい、偏食だけでなく消化障害まで招来してしまうのではないでしょうか。
健康維持にって、やたらめったらサプリメントあげる。
でもウサギが喜んで我れ先に欲しがるそれ、最早オヤツなんじゃありません?