いろいろ心配になる気持ちはわかるけど

忙しい日に限って電話も多い。

普段診させて頂いてる患者さんの経過報告だったり、治療に対する質問だったりするのは説明し易いが、これから愛兎を連れて来ようとされる飼主さんからの質問には困ることが多い。
まだ診てないのに、どういう治療になるかとか、治療費はどれくらいかかるかとか、行けば治りますか?とか。。。
いま診てもらってる病院ではアレしてコレしてと長々話をされても、それに関しては私は一切関知してないので言いようがない。

来院されて診察中の患者さん第一だから、私は長々話せないし、そうしたくもないから、殆どスタッフが対応する。
もちろんスタッフが電話対応している間は、診察の人手が1人減るわけだから、話が長引けば。。。私の心中も穏やかじゃなくなる。

電話をくださる方、特に初めての方はそんな事情知る由も無いから非難はしないが、代わりに診察が忙しいときは電話は無視させて頂く。
今日のような日は、頑張っても結局繋がらなかった方がいるかもしれない。

そちらにはそちらの事情、こちらには斯様な事情がある。
申し訳ないと思うが許してほしい。

あと初診時に、心配やら、鬱憤やら、様々な感情を噴出させ、泣きながら延々と感情を吐露する飼主さん。
気持ちはよく分かるけど、肝腎の病気で苦しんでる最中の愛兎には、何も良いことないですよ。
途中から有益な話にならないと私が気付いても、興奮した飼主さんに対して「ちょっと待った、ストップ!」とは言えないし(いや、言ってるか)、私がする説明も頭に入らないと思います。
今までのことは私は関知してないし、わからないんだから、私に話して気持ちを晴らすのは時間の無駄です。

もちろん私の治療だって、本格的にスタートしないうちから変に期待されても困ります。
私のやる事と説明を落ち着いて理解するように努めないと、また上手くいかない可能性もあると思いますよ。
とにかく良い結果が出るように、とりあえず冷静になってほしいと思います。

と、こういうことを感情が高ぶっている飼主さんに話すのは、非常にリスキーなことでもあります。

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