いつか良い思い出になります

飼主さんのうさぎ知識と飼育技術の向上で、超高齢や重い病気でも生活の質を保ちながら飼われるウサギが増えています。
しかし愛兎が寿命を全うする時は必ず来ます。
当院には律儀な飼主さんが多いので、悲しみの真っ只中、亡くなった報告と今までの御礼を兼ねて連絡を下さります。

連休明けの今日、続けて2人の飼主さんから同電話を頂きました。

とても大切に愛情込めて飼い続けてくださり、病気の治療や介護に当たっても一切の妥協を許さず、その姿勢は側から見て “執念” といってもいいほどでしたが、やはり最期は分け隔て無く訪れました。
愛情や思い入れが強いほど、疑問や後悔の念も強くなります。
もっと早く、ああしておけば良かった、こうしておけば良かったかもと。

終わってしまってから思い悩む気持ちを恥じる必要はありません。
ありのまま思い続けてあげれば良いと思います。
いずれ時間が解決します。

必ず良い思い出だけが残りますから。

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