いきなりプラス6匹

昨夜、時間外の留守番電話にメッセージが入った。
緊急事態宣言下の名古屋、通いの店が8時で終了だから、私はストレス抱えながらも家にいる。
加えてメッセージの内容が、何やら相談したいことがあると切迫した口調だったし、前日「ナイブズ・アウト」観た影響もあり、名探偵になった気分で伺うことにした。

相談内容は簡潔、メスウサギが予定外の、というか突然いま6匹も出産してしまった、どないしたもんやろか?。というもの。
これ、つがい(雄雌)で飼っている飼主さんに結構あるアクシデント。

ウサギは自然界では被食者だから、交尾に時間かけられずあっという間に終わる。
飼主さんが気付かぬうちに成し遂げられる。
妊娠期間は1ヶ月だが、メスの大きくなるお腹に飼主さんは気付かない。
だから出産の準備(巣箱を設置)もなく、普段通りの生活を続けて。。。
ある日突然どえらい状況が目に入る。
出産は大抵深夜から明け方にかけて行われるので、驚いた飼主さんからの時間外連絡必至。

とりあえず飼主さんは焦りなさんな。
今更もう遅いとまでは言わないが、やれることは限られる。
母ウサギが安心して子育てできる環境を提供すること。
父ウサギがちょっかいかけないよう引き離す(ついでに去勢する)。
巣箱を置いてあげる。
あとは母ウサギにしっかり栄養取らせて見守るくらいか。

母ウサギが一見育児放棄しているように見えても、余計な干渉はしない方がいい。
自然界で育児場所の安全を守るため、母ウサギは必要最小限しか子ウサギと接触しないもの。
授乳は早朝に1回だけだから、ヒトが確認するのは難しい。
やはり飼主さんは見守ることが一番。

それにしても6匹か。
突然賑やか大家族ですな。
全員無事にすくすく育ちますように。

1つ星 (20 投票, 平均: 1.00 / 1)
読み込み中...

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ