Shout At The Devil
NEMOPHILAというガールズバンドがカバーした。
一聴して1997年発表のセルフリメイクバージョンだとわかる。
若い彼女たちにしてみれば、これがオリジナルだと思ったかもしれないが、40代以上のオッサン世代なら1983年発表のアルバム「Shout At The Devil」のオープニング曲の方を支持する筈だ。

当時15歳の少年期、小遣いで買った不気味な黒魔術的ジャケットのレコードに初めて針を落として聴いた音、その鳥肌感は今でも鮮明に記憶しており、ちょっとした心的衝撃だ。
それから毎日狂ったように聴いていた私を、お袋はちょっと心配したと思う、まあ彼女も親の反応無視してビートルズ観に行った口だから遺伝なのだが、当時はそんな時代でした。
本曲は正式なPVが制作されていないが、ファンメイドのこれが当時の雰囲気を再現している。
いま聴いても、オリジナルの方が重たく、荒々しく、時代に日和ることない強烈な自己主張。
同じくメタルマッドのうさぎの森店長もこっち派だろう。