ROMA/ローマ
32作目
2018年アメリカ・メキシコ合作のドラマ作品。
ローマとはイタリアのローマではなく、メキシコシティのコロニア・ローマのこと。
本作は、その地で少年期を過ごしたアルフォンソ・キュアロン監督の回顧録的作品となっており、1970〜71年の物語。
監督が幼年期に認識できなかった、奴隷格差社会、男尊女卑に対する贖罪を目的としながらも、後の「ゼロ・グラビティ」製作起因となる体験が描かれている。
言葉(台詞)で説明されない物語なので、想像力を駆使しないと解り辛いが、じんわり感動が沁みる作品。
女性にオススメ。