Prime Video Boxing 16

いや〜、疲れました。

全4試合、それぞれにストーリーのある世界戦。
第1試合の松本流星選手は期待通り勝ってくれましたが、続く坪井智也選手、西田凌佑選手はともに予想外の敗北。

セミファイナルが終わった時点で、かなりの疲労感がありましたが、いよいよメインの「これで最後だ!」決着戦、井上拓真 vs 那須川天心。
ネット上では、判定の真意について両陣営から異なる見解が述べられ、ファンからもさまざまな意見が出ています。

一ボクシングマニアの私見としては、至極当然の結果だったと思います。
7Rの拓真選手のダウンシーンも、その後のロープ際でのディフェンスと反撃は的確でした。
インターバルでは、父・慎吾トレーナーからの「気を抜いたところだからな!」という一喝も音声で聞き取れ、8Rは予想通り先手を取って反撃したので、個人的にはそれほど心配していませんでした。

鳴り物入りでボクシングに転向してきた那須川天心選手は、敗れはしましたが、とてつもない怪物です。
「神童」であることに異論はありませんし、これからもボクシング界を盛り上げてほしいと思います。
ただ、あの悲壮感の漂う表情を見てしまうと、「周りがもう少し落ち着いて、追い詰めずに育ててあげてよ」と、少し可哀想に思えてしまいました。

そして今回、あらためて感心したのが、ボクシング素人・相方の選手心理を読み取る鋭さ。
技術論を細かく語れるわけではなくても、選手の表情や試合の流れから心理状態を鋭く読み取り、予想を的中させる。
スリリングな攻防を細部まで理解できなくても、「どちらが優勢なのか」を的確に観られることには、本当に感心しました。

井上ファミリーが築いたと言っても過言ではない、現在のボクシングブーム。
今以上に「観れるファン」が増えてほしい。
ただ勝敗を見るだけではなく、選手の心理や試合の流れまで含めてボクシングを楽しめるファンが増えれば、もっとこの競技は面白くなるはずです。

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