未来を乗り換えた男

44作目

2019年ドイツ・フランス合作のサスペンス作品。

ドイツの作家アンナ・ゼーガースが、1944年に発表した小説「トランジット」の設定を、そのまま現在に置き換えたもので、舞台は今のフランス。
祖国ドイツで吹き荒れるファシズムを逃れてきた主人公が、ドイツ軍に占領されようとしているパリを脱出し、南部の港町マルセイユへ向かう道中巻き込まれる物語。

先ず、この架空世界を理解するための柔軟な頭が必要、そして登場人物の絡みも複雑だから、しっかり観ないと混乱する。
しかし、現在の移民問題にも通じる内容だから、架空話でありながら現実味を持って震恐させられる作品だ。

私的にはヒロインが死神的な存在に思え、ラスト主人公の先行きは暗く見えた。

前作に続いて、笑える要素皆無の作品を連休に観てしまった。

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