図書館のゆるゆる人生質問箱

本書は北海道斜里町立図書館で、訪れた中高生が普段考えている「人に相談するほどでもない悩みや疑問、不安」を紙面に書いて専用の箱に投函し、後日図書館員が返事を書いて掲示板へ張り出すという取り組みから、秀逸な120を抜粋したもの。
若者にあるあるの質問に、大人の図書館員が返す、ときに含蓄ある、ときにシュールな、ときにクスッと笑える言葉が面白い。
ある中学3年生からの質問「彼女が欲しくてたまりませーん!!!」と、中学?生からの「彼氏が欲しいです。。。どうすればいいですか。。。」に対する、図書館員の対応には唸ります、笑えます、どこか深いです。
新生活がスタートし、少しばかり「生き急いでる」感があった娘に、「たまの休みは無理に予定入れず、地元の図書館でゆっくり寛いでみたら?」とアドバイスしたら「図書館? あるかなぁ。。。」という返事だった。
ごめん、ド田舎だったね。
お詫びにこの一冊を贈ります。
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