今のところ井上vsカルデナスが一番
しかし、フタを開けてみれば、2日・3日は期待外れの結果に。
嫌な流れを感じながら迎えた4日――井上尚弥のラスベガス世界戦。
これが、今のところ最も緊張と感動を覚える名勝負となりました。
相手選手は、いわゆる“噛ませ犬”扱い。
試合前の報道では、「相手が勝つ確率なんて、トランプ元大統領がローマ教皇の葬儀でスタンディングオベーションを受けるくらい非現実的」と、井上チャンピオンの圧倒的優位が語られていました。
――ところが、あの衝撃の第2ラウンド。
ネリ戦の悪夢がよみがえるような、冷や汗モノの場面も。
それでも最終的には、しっかりKO勝利。
やっぱり井上尚弥、さすがです。
試合後、さまざまな識者たちの見解が出ていて、それを見て回るのもまたマニアの楽しみのひとつ。
中でも、堤選手の「調子悪かったとして、それでもあのパフォーマンスはモンスター」というコメントには、最も共感しました。
さあ、後半戦はどうなる?