ミッション:インポッシブル／ファイナル・レコニング
2025年アメリカ製作のスパイ・アクション作品。
シリーズ第8作目にして、ついに最終章──と噂されている。
昨夜ディスクで鑑賞。
上映時間169分という長丁場ながら、体感はあっという間。
観終わった瞬間、口をついて出たのは「ようやるな〜」の一言だった。
1996年にスタートした本シリーズ。
CIAの極秘諜報部門「不可能作戦部隊（Impossible Missions Force）」に所属する主人公イーサン・ハント。
トム・クルーズ演じる彼は、これまで文字通り“それは無理でしょ”という数々のミッションを、命懸けでクリアしてきた。
当初34歳だったトムも、本作ではなんと63歳。
今なお全力疾走し、命知らずのスタントを自らこなす姿には、ただただ驚愕するばかり。
正直、これ以上続けたらいつか本当に殉職してしまうのでは──そんな気すらしてくる。
だからこそ、本作を「最後」にしてほしいと心から願いながら、ハラハラドキドキの169分を堪能した。
そして改めて思う。
笑顔が最も印象的な俳優によって、このシリーズは単に心臓に悪いアクション作品に留まらず、映画史に残る“歴史的作品”になった。
時間のあるときに、第1作から改めて見直したい。
そう思わせるほど、脚本的にも完成度の高い仕上がりでした。
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