マッドマンは「ミラクルマン」あたりまで
HMの大御所 オジー・オズボーンが新譜を発表した。
新作「Patient Number 9」の楽曲群は、最近の御多分に洩れずネット上で公表されたので、購入前に十分視聴できた。
73歳に勢いを求めるのは酷だから期待しないが、ジェフ・ベックやエリック・クラプトンとのコラボがあるのは驚いた。
黄金期のオジーなら最も距離が離れた共演者で、彼らのカテゴリーに “毒された” 曲。
ライブやっても曲ストックが膨大だから、今更新譜出しても、らしい新曲は1曲あれば十分だから、アルバムコンセプトや一貫性なんて無視して好きな事できるよな。
ある意味現在が一番幸せで満ち足りた状態なのかも。
しかしファンとしては “狂気” が消えたオジーはマッドマンにあらず。
私的には、この頃までが狂気が存在した勇姿か。
こういう昔の曲と生きていくのが年寄りの証だ。