ドーピングについて

好きな格闘家がドーピングの噂に晒されたり、実際に検査で陽性反応が出たりすることはしばしばある。

戦いに勝って、金と名誉を得る代わりにモラルを捨ててしまう行為は、失うものがモラルだけにバレなきゃ常習化する。
しかしなかには、えっ、あんなモラルに拘ってそうな選手が? というケースもあって、ファンとしては何か知らないうちに摂取したんだと信じたくもなる。
その、知らぬうちに摂取って、どういうことなのよ? が、先ほど読んだ格闘技コラムに述べられていたので要約したい。

現存するボクシング、キック、総合、プロレス等、格闘系団体のなかで、最も厳格にドーピング検査を行なっているのがUFCだという。
2017年からUSADA(アメリカ反ドーピング機関)が、独立して検査に関わることになり厳しさを増した。
抜き打ち検査が可能なように、選手は1週間のスケジュールを提出、スケジュールを3回間違える(いる筈の場所に存在しない)とペナルティ、そして検査で引っかかると2年間出場停止だ。
契約選手が世界中に散らばっているにも関わらず、年間10億円もかけてこれを徹底しているのが凄い。

たぶん現在のUFC体制では、ドーピングを犯す損益があまりに大きい故、選手は皆、陽性反応を避けるため、摂取するものに神経質になっている筈。
それでもうっかりミスで検査にひっかかるのは何故か?
驚いたのが、風邪薬、花粉症の薬、葛根湯ですらアウトだという。
血管拡張を抑える作用があるからダメだという。

逆に、故意にステロイドのような薬物を入手することは可能なのか?
それは日本でも可能だという。
男性ホルモン療法を推奨するクリニックが存在し、男性は鬱の予防で処方可なのだ。

禁止とされている成分を摂取するのは、故意・過失共に非常に容易。
格闘家は、神経質な自己管理を要求され、もし検査陽性が発表されようものなら、団体からペナルティ受けるだけに留まらず、世間からも非難される。

なかなか大変な稼業だと知ったし、今後陽性反応がすっぱ抜かれても、即選手を悪くは見れないな。

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