トランプ

アメリカ大統領選挙。

日本のメディアは自国よりもアメリカの選挙に集中し、こぞって「ハリス推し」の報道を展開していました。
トランプには「暴言の候補者」というレッテルを貼り、彼の経営手腕や実績についてはほとんど触れませんでした。

ところが、ふたを開けてみればトランプの勝利。
これで、日本のテレビ報道がいかに洞察力に欠けていたか、あるいは意図的に偏った報道をしていたかが露わになりました。
ネット上の論評のほうがよほど信頼に足る内容でした。

個人的には、これを機に、行き過ぎたアメリカのポリコレと、それに追従する空っぽの日本の空気を少しでも変えてほしいと思います。
表現の自由を尊重し、過度な配慮ではなく、もっと柔軟で深みのある思考を大事にしてほしい。
平等指針を絶対視し、何でもそれに従うのが正解という風潮は息苦しいものです。
元々ポリコレは、1917年のロシア革命後の共産主義国家で生まれた用語であり、1970年代からのフェミニズム運動、現在の「SDGs」に繋がり、アメリカでは民主党が支持する思想です。
ですから、今回共和党のトランプ勝利によって、風向きが変わることを期待します。

「作られた綺麗事だけの世界、裏で汚いことをする」のと、「不条理もあるけれど、人知れず善が行われる世界」、どちらがいいかと問われれば、私は迷わず後者を選びます。

今回の選挙は、生活がどれだけ豊かになるかというだけの選択ではなく、こうした価値観が込められた結果でもあったと考えられないですか?
あら?
逆に綺麗事過ぎましたかね。

そして、私的な大いなる失望。
数年前に支持して購入したスタンプ、もう恥ずかしくて使えない。

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