イヌの狂犬病予防集合注射
先ほどお知らせしたように、今年の出勤日数はたった1日。
四半世紀前、獣医師会に所属仕立ての新人時代は確か6日間くらい出勤、それも○区、◯区、◯◯区とイヌも飼主も凶暴な地区に配属された(あくまでも私的意見)。
こういう性格だから(愚娘にも遺伝したのが先日判明したが)、毎年必ずイヌや飼主とトラブル起こして、よくどちらからも噛まれず(吠えられたのは毎回だか)やってこれたと不思議に思っている。
多少のことは個々の話し合いで収まった、大らかな時代だったからでしょう。
しかし野外で、大雨だろうが強風だろうが、イヌたちを一列に並べて予防接種していく手法は、時代にそぐわなくなってきたのだろう。
年々各病院で来院顧客として接種される個体数が増え、反比例的に集合注射頭数は減少していった。
そして今季はとうとう出勤1日、たった1会場勤務となった。
予定接種頭数も100頭前後、昔は300以上あったのに。
時代の流れを感じて、ちょっぴり寂しい気分。
スタッフは午前休診日が減って、残念な気分。