アントニオ猪木とUWF
表題の関係性は、もう繰り返し様々な当事者や関係者が語ってきた。
なんなら本書の2人からも何度となく語られており、もうこのテーマで対談なんて、本人たちは飽き飽きしてるのかもしれない。
しかし相変わらず面白いのだ。
・猪木に金的攻撃した新弟子時代の前田
・プロレスラーの酒乱伝説
・前田 VS アンドレ
・前田 VS ニールセン
・熊本旅館破壊事件
・過去の裏切り者に対する前田の恨み節
・「今のプロレスは“プロレスごっこ”なんだよ!」と腐す前田
もうファンは古典落語を味わうように、何度も読みたい内容なのだ。
受け手の藤原組長のエロを織り交ぜたツッコミと、親父のような温かいフォローも最高。
“粗にして野だが卑ではない” 2人の対談だから、ここまで惹かれるのだ。