14歳
チロルちゃん、14歳のメスネザー。

爪切り健診で来院しましたが、キャリー内でもぐもぐと牧草を食べていました。
爪切りに加えて、さっと健康状態を確認し、最後に股間の毛玉も除去しました。
所要時間はおよそ3分。
最近は超高齢のウサギが来院することが増え、それが当たり前の風景となりつつあります。
しかし、その慣れに頼り過ぎて余裕のある診療をしてしまうと、患者を危険にさらす可能性もあります。
ウサギは犬や猫よりも心肺機能が繊細であり、過剰な緊張や興奮が命取りになることもあるため、見た目の元気さに惑わされず、実年齢を考慮した対応を心がけています。
もちろん、私たちだけでなく、飼主さんもそれぞれの飼育環境で気をつけてくださっているからこそ、長寿が実現できているのでしょう。