通話拒否

電話対応については、これまでにも何度かお話ししてきましたが……また言います。

当院は、獣医師1人+スタッフ3人という、業界でもなかなかの“ミニマム編成”で回している小さな病院です。
そんな体制の中、診察中は当然ながら、目の前の患者さん(と飼主さん)に全集中です。
電話? ……すみません、鳴ってても気づかないか、気づいても「今はムリ!」ってなってます。

そもそも私は、自分の仕事を「接客業」だなんて思っておりません。
診察中に電話が鳴ったときは、即座に「無視しろ!集中!今大事なのはこっちだ!」とスタッフに指令を出します(優先順位って大事)。

昔は電話が鳴りっぱなしで、どこかのコールセンターかと思うほどでしたが、今は便利な機能があるので、「ただ今電話に出ることができません。後ほどおかけ直しください」と、自動音声が喋ってくれます。
これが私なりの“最大限の誠意”というやつです。
たぶんこれ以上は無理です。

で、今朝の話です。
「何度もかけたのに繋がらないやないの!」「せっかくウサギのこと聞こうと思ったのに、もういいわっ!」と怒りをぶつけ、一方的に電話を切られたあなた。

おめでとうございます。
見事、通話拒否設定と相成りました。

今後は、お互い一切の接点を持たず、それぞれの道で、どうか穏やかに生きていきましょうね。

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