理解と根気
11歳のロップイヤー
初診時、両目の周りに酷い炎症が見られました。

【治療開始から1か月後】

一見すると大きな変化はないように見えますが、皮膚の赤みや出血が減少していることが確認できます。
このような微細な変化を飼主さんにも実感していただくため、再診時には毎回撮影し、治療の経過を共有しました。
【治療開始から2か月後】

明らかに病変部分が縮小しました。
また、顔面の痛みが軽減されたことで、患者は食欲が回復し、体重も増加しています。
ただし、まだ治療を終了することはできず、完治を目指して続ける必要があります。
このように、病気によっては治療が長期にわたる場合もあるため、飼主さんのご理解と根気が不可欠です。