涙のその後

決して執拗に追いかけて、すべてをブログに公開しようとしているわけではありませんが、心温まる出来事でしたので書き記すことにしました。

飼主の涙」を書くきっかけとなった飼主さんが、8日ぶりに来院されました。
ウサギは連れておらず、飼主さんだけが経過報告に来てくださいました。
初診時の怯えた様子は影をひそめ、笑顔を交えながら画像を見せて、落ち着いた口調で分かりやすく説明してくれました。

老齢のウサギに対して飼育状況を見直すことは、慎重に時間をかけて進める必要があります。
そのため、即効性のある効果を見ることは難しいのですが、それでも飼主さんが安心できる結果が少しずつ出ているようで、彼女が笑顔で話している姿を見て、私も心から安心しました。
これからも引き続き改善を進めながら、飼主さんと共に経過を見守っていきたいと思います。

「ねえ、泣くほどのことじゃなかったでしょ?(笑)」と私が言ったとき、飼主さんが返してくれたその笑顔は、この仕事を続ける上での大きな活力源です。

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