大っぴらに言うことではないが
私事だが8年前に左尿管閉塞治療で、最新医療ロボットを使用した閉塞部切除・尿管再建手術を受けた。
そのときの執刀医が偶然知り合いの学友で、知り合いが私のことを頼んでくれて、結果非常に懇切丁寧な扱いを受けたことを今でも記憶している。
私も親類や友人から患者を紹介されたら、同様な姿勢で診察にあたるだろう。
更に言えば、面識はなくても前院の獣医師から詳細な診療報告書や依頼があっても、必然的に力が入る。
やはり無意識でもプレッシャーはかかるものだ。
綺麗事でなく現実的には、このような人脈やコネが物を言う。
逆に転院してきた飼主さんが、前院からの治療報告書等を持たないばかりか、その経過を十分に説明できないまま受診された場合。
ひょっとして、前院で獣医師との信頼関係を十分に構築できなかった?
一体その主原因は獣医師と飼主、どちらにあるんだ?
と嫌な想像力働かせて、飼主さんを観察しながら診察に当たることもある。
あまり大っぴらに言うことではないが、こういうことも愛兎の順調な診察に影響するものです。