午後はどうなる?
最初に断っておきますが、これは自慢話でも苦労話でもありません。
自分とスタッフに対して「よくやるな」と、しみじみ思っているという話です。
当院が最も混雑する週末診療。
今日の午前の診察件数が、久々に40件を超えました。
3時間で45件ですから、ざっと1時間に15件、1件あたり4分の計算です。
もちろん、実際に4分で終わるわけがありません。
複数の診察を同時進行で回し、スタッフも私も極限まで効率と効果を考えて動いたからこそ、なんとかこなせました。
患者さんや飼主さんの協力も不可欠でした。
患者さんに対しては、検査、診断、処置など、全て私とスタッフの技量に関わる問題であり、効率よく進められるかどうかは我々次第です。
飼主さんに至っては、こちらの状況を理解し、協力してくださり、続く診察に配慮していただきました(正直、稀に無頓着?鈍感?な飼主さんもいて、イラッとさせられることもありますが)。
本当にありがとうございました。
診察もさまざまです。
時間があるときなら、飼主さんと世間話をする余裕のある患者さんもいれば、こちらの判断を誤れば、診察台の上で命が尽きかねないような切迫した患者さんもいます。
その場その場で、表情や思考を瞬時に切り替えなければならず、自分の人格が「大丈夫か?」と思うほど、忙しい時間でした。
心にゆとりを持って生活したいと考え、3年前から週休2日にしましたが、ある程度の皺寄せは仕方ないと受け入れています。
週末に来院される飼主さんには、待ち時間などでご不便をおかけすることもあると思いますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
さて、午後はどうなるでしょうか?