動物病院の探し方
遠方から来院される患者さんも多いので、ときどき飼主さんから「地元で診てくれる病院を探したい」と相談を受ける。
もちろん、「当院に来てくれないなら知らない」という気持ちはまったくない。
可能なら紹介したい。
ただ、親交や信頼関係があって、なおかつウサギを診てくれる同業ネットワークに乏しく、飼主さんの期待に十分応えられないことが多い。
まずはネットでリサーチする。
いくつか当たりはつけるが、ネット情報ほど当てにならないものもないので、実際に健康診断などで足を運んでみるのが一番だと思っている。
「そのときの獣医師の愛兎との接し方や、説明の仕方を直接見て評価するのが良いんじゃないですか」と伝えると、
「うちの子、どこへ連れて行ってもビクビク怯えてしまって」
と飼主さんは言う。
これはほぼ断言していいと思うが、動物病院の獣医師に懐くウサギはいない。
もし仮にいたとしたら、そのウサギは相当“頭がゆるい”と私は思う。
警戒心がほとんどなく、自然界なら真っ先に捕食され、淘汰されるタイプのウサギだろう。
ウサギは本来、警戒心の塊のような動物だ。
だから私は、いつものようにビクビクしている愛兎を、どれだけ手際よく、苦痛を少なく、無理に暴れさせず扱えるか――そこを見て評価してもらえればいいと説明している。
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