ミニウサギについて
もう終わりのつもりでしたが、最後にミニウサギについても触れておきます。
ミニウサギは特定の品種を指すのではなく、さまざまなウサギの品種を交配して生まれた個体を総称した呼び名です。
そのため、大きさや毛色に決まった基準はなく、個体ごとに見た目や性格が異なります。
日本にはもともと、家畜として飼育されていたアナウサギや、日本の気候に適応した在来種のウサギがいました。
そこに、海外からネザーランドドワーフやダッチ、ホーランドロップなどの純血種が輸入され、交配が進みました。
ペットショップや個人飼育の中で異なる品種のウサギが交配され、雑種のウサギが次々と誕生し、それらが「ミニウサギ」として販売されるようになりました。
一般的に、ミニウサギは雑種強勢の影響で丈夫で長生きする傾向があり、過度な注意を払わず大らかに飼えるウサギと言えるでしょう。